いきなりですが、皆さんはゲーム、特にFPSをプレイする際にゲーム音は何で聞いていますか?
ヘッドセット(ヘッドホン)、イヤホン、外付けスピーカー、テレビのスピーカー・・・
いかがでしょうか?
個人的にはFPSを快適にプレイする際には「サラウンドヘッドホン(ヘッドセット)」一択だと思っています。
今回は、COD:MWで勝つために必要な「ゲーム環境音」に関して記事にしていきたいと思います。
重要なのは敵の足音!方向を聞き分けるためにはサラウンド環境が必須!出来ればサラウンドヘッドホンを用意しよう!
恐らく、一般的にゲームをプレイする際に音を聞く方法は大きく分けて2つに別れます。
・スピーカーから聞く
・ヘッドホン・イヤホンで聞く
ですね。
そしてそこから更に2つに別れます。
・ステレオ音声を聞く
・サラウンド音声を聞く
の2つです。
スピーカーを複数設置してホームシアター等は一般的になっていますが、本来スピーカーが左右の2つしか無いヘッドホンでサラウンドとは一体どういうことなのでしょうか?
そこにはバーチャルサラウンドという技術が活用されています。
現代のゲームでは、殆どの場合、サラウンド用(5.1ch~7.1ch)の音声が収録されています。一般的に有名なのは「DOLBYデジタル」でしょうか?PS4のタイトルもほぼDOLBYに対応しています。
サラウンドというのは、ざっくり言えば、その名の通り自身を取り囲むように前後左右から音が聞こえるような音声生成方式のことです。
5.1chサラウンドなら、先程の図のように前方に中央、前左、前右、後左、後右の5つに低音用のウーファーを「.1」と数え5.1chです。
7.1chの場合はそれに、左、右が加わります。
このマルチチャンネルの前後左右の音声をヘッドホンで再現しようと言うのがバーチャルサラウンド技術を利用した「サラウンドヘッドホン」です。
技術の詳細に関しては割愛しますが、わかりやすく簡単に説明します。
例えば正面を向いてる自分を想像してください。このときに「真正面で鳴った音」というのはほぼ同時に左右の耳に届くはずです。ですので正面からの音と認識できます。
それでは右斜め前から鳴った音はどうでしょう?
これはほんの少し右耳の方が早く音が届くことになります。
さらに、音は減衰しますので、ほんの僅かだけ左耳に届く音は小さくなります。
それで、私達は右斜め前と認識することが出来るわけです。
これを擬似的に再現しようと言うのがバーチャルサラウンドというわけです。
なぜサラウンドヘッドホンが必要なのか?COD:MWを例に考えてみます
モダンウォーフェアだけではなく、近年のPS4タイトルは多くがDOLBYデジタルに対応しており、サラウンド用の音声が収録されています。
つまり、前で鳴った音は前から、後ろで鳴った音は後ろから聞こえるように音声が収録されているのです。
しかし、通常はそれが強制的に左右ステレオの2chにダウンミックスされ出力されています。
それをPS4のサウンドの設定でDOLBYを指定し、サラウンド対応のヘッドホンで出力することで、前後左右からのサラウンド音声を堪能できるというわけです。
例えば左右からしか音が聞こえない状態のステレオ音声でゲームをプレイした場合、どうなっているかと言うと、左右の音の違いははっきりと分かるとは思いますが、前後や、遠い近いの距離感は「なんとなく分かる」感じではないでしょうか?
例えばCODをプレイしている際に足音や銃声は聞こえてはいるが、正確な位置までははっきりわからない状態だと思います。
(ただ、ゲームに慣れるにつれて、マップの記憶とプレイ経験の感からおおよその目安を付けられるようにはなると思います。)
敵の航空支援が上空に来た時、瞬時に位置を掴めにくいのではないでしょうか?
これは前後左右を明確には認識しにくいステレオ状態に加え、上下の概念があるため、同階層で鳴っている音よりも、さらに判別がしにくくなるためです。
(建物内で足音が階下なのか上階なのか判別しにくく感じたことはありませんか?残念ながら上下の音は中々明確な聞き分けが難しいのです・・・)
これをサラウンドシステムで聞くと状況が一変します。
前述したように、左右の耳に届く音声のスピードや強弱を変えることによって、ヘッドホンであっても前後左右の音の位置が明確に分かるようになります。さらには距離感も、よりハッキリ分かるようになります。絵で見るとこんな感じです。
特に今作COD:MWは、足音が大きく、非常に聞き取りやすいです。
ですので音による索敵というものが重要になってきます。
・せっかく足音は聞こえるのに、いまいち距離感や位置がつかみにくい。
・敵の背後から近づいたら瞬時に振り向かれ、ピンポイントで撃ち返された。
・やられた後、キルカメを見たら、壁をトレースするように追いエイムされ、姿が見えた瞬間撃たれてた。
こんな経験はありませんか?
これらは殆どの場合「サラウンドヘッドセット」の有無に密接に関係しています。
高品質なサラウンドヘッドセットなら「明確に位置が分かります」
ですので後ろの敵がハッキリわかりますし、壁越しに敵が走ってるのも聞こえますし、どのタイミングで壁から飛び出してくるかもわかります。
FPSのプロゲーマーであれば間違いなくサラウンドヘッドセットを使っていますし、上手いプレイヤーの多くがやはりサラウンドヘッドセットを使っていると思います。
個人的にはPS4の周辺機器としてはトップレベルでマストなアイテムだと思います。
COD:MWにオススメのサラウンドヘッドセット [5.1ch/7.1ch]
サラウンドヘッドセット自体は各社からいろいろな種類のものが発売されていますが、PS4で「サラウンドヘッドセットとして」利用できる製品は限られています。
PS4対応と明記されている製品も多数あるのですが、それはあくまでも「ケーブルを繋げば音は出る」というものが殆どで、それは概ね「PS4ではステレオでしか音が出ない(サラウンド機能は使えない)」というものです。
基本的にPS4でサラウンド機能を利用する場合、「光デジタル」という端子と回線を使います。
またSONYの純正 サラウンドヘッドホンはUSB接続にて接続し、機能させることができます。(これについては後述します。)
ですのでPS4対応を謳っているとしても、ちゃんと「サラウンド機能が使えるか?」を確認する必要があります。
ですので光デジタル端子の付いていないPS4 Slimでは光デジタル接続のサラウンド機器は使うことが出来ません。この場合後述しますが、HDMI分配器等を使ってPS4→HDMI→光デジタル→AMPといった使い方をするようになります。
また、先ほどのSONY純正ヘッドセットや、USB接続だけで7.1chが利用できるキングストンのヘッドセットを検討するとよいでしょう。記事の最後にHDMI分配器とキングストン製品の情報も記載してあるので参考にしてください。
→PS4 Slimでサラウンドデバイスを使うには?HDMI分配器を活用しよう!
ここではPS4にオススメの光デジタル接続のサラウンドデバイス、ヘッドセットを厳選して紹介してみます。
PS4自体は、サウンドの設定を見れば分かるように 光デジタル接続の場合、Dolby、dtsともに5.1chの対応となります。
本来、光デジタル自体が5.1chまでの対応ということになっています。
光デジタル接続で7.1ch対応とされる製品は、5.1chの音声を受け、デコーダー側で7.1chにアップミックスをしている。といった感じになるのかもしれません。
基本的にPS4での光デジタル接続の製品は5.1chサラウンドになります。
そもそも各社のDAC、AMPは公式には〇chという風には記載していないように思います。
各社の光デジタル接続製品を「7.1ch対応」とするサイトも見受けられますが、実際には5.1ch出力になっているはずです。
また、SONYの純正ヘッドセットは公式にUSB接続で7.1chサラウンドの旨記載されており、純正品ならではといった感じですね。
PCの場合はUSB接続で7.1ch対応という製品は多くあります。
最高峰の定位感(位置把握能力) SteelSeries Arctis Pro + Game DAC
まず最初に紹介するのは、PCゲーマーに非常に人気のブランドSteelSeriesから発売されている「SteelSeries Arctis Pro」というヘッドセットと「Game DAC」というデコーダー(AMP/DAC)です。 特にデコーダーのGameDACを中心に紹介していきます。
このGameDACの一番のおすすめポイントは「DTS Headphone:X2.0」に対応しているということがあげられます。
DTS Headphone:X2.0 というのは、サラウンド音声の形式の一種で、DTS社(デジタルシアターシステムズ社)が開発したマルチチャンネルサウンド技術の一つです。
ちょっと主要なサラウンド技術に関してまとめてみましょう。
サラウンドシステムの形式には大きく2つの形式があり、一つが有名なドルビーラボラトリーズ が開発した「Dolby Digital」で、もう一つが「DTS」です。
ドルビーとDTSにもいくつか種類があります。
ドルビー:Dolby Digital → Dolby TrueHD → Dolby Atmos
DTS:DTS → DTS-HD Master Audio → DTS:X
となっており、後ろに行くほど新しく高性能と言えます。
GameDACに採用されているのは「 DTS:X 」のヘッドホン向けバーチャル技術の「 DTS Headphone:X 2.0 」ということになります。
映画館なども併せ、世の中の普及率で言うとDolbyに軍配が上がりますが、音質の面で言えば確実にDTSの方が上です。(圧縮率やビットレートでDTSの方が遥かに勝っている)
そして、DTS Headphone:X2.0 の凄いところは2chのヘッドホンで疑似的に「11.1chを再現」するということです。
この記事内ではここまで、5.1chと7.1chという数字を書いてきました。それが一般的なマルチチャンネルシステムだからです。
しかし DTS Headphone:X2.0 は11.1ch・・・もう何が何やら・・・(笑)
この11.1chというのは先に紹介した7.1chにさらに「左前上」「右前上」「左後上」「右後上」と高さの概念を取り入れたものになっています。
先にも書きましたが、通常、前後左右はハッキリと認識できても上下というのはイマイチ判別がしにくいものです。しかし上下の音をシミュレートした11.1chであれば、より上下の音を判別しやすくなるというわけです。
これはCOD:MWをプレイする上で大きなアドバンテージになります。
建物内で戦闘するシチュエーションは多いですし、上階で足音というシーンもすごく多いですからね。
実際のところ、GameDACが11.1chで出力しているかは定かではないです。
PCでGameDACを設定をする際のSteel Engine3というアプリがあるのですが、そこでは7.1chサラウンドON/OFFの記載がありますが、これはPCへのUSB接続の際の項目と思われます。つまりUSB接続のPCでは7.1ch対応と思われます。
PS4の光デジタル接続での場合はこの項目は利用不可になることも合わせて、PS4の光デジタル接続での場合は5.1chでの出力になっていると思われます。
あくまで、 DTS Headphone:X2.0 は11.1chを疑似再生することができるバーチャルサラウンド技術だ。という風にとらえてください。
ただ、明瞭で定位感に優れているため、個人的には上下の音の認識も、他の機種に比べ分かりやすい気がします。
また、前述のとおり、Dolbyに比べ音質が良いのもおすすめポイントです。
明瞭な音ゆえの、よりはっきりした定位感が特徴と言えます。まさに「ピンポイントで音の鳴っている位置が分かる」を体験できると思います。
現在は、ヘッドセットとDACがセットになったものと、DACだけが単体で売っているものとあるのですが、お気に入りのヘッドホンを持っている方や、別のヘッドセットを使いたい方はDAC単品を購入することをお勧めします。値段も13000円ほどとなりますので。
セットのヘッドセット Arctis Pro は単体で18000円程する高価なものなのです。
個人的には優れたヘッドセットだと思いますが、もう少し安くて音も良いものはありますので、この辺は自分に合った選択肢をどうぞ。
また、この後紹介する MixAmp Pro TR は設定にPCが必要なのですが、このGameDACはPC不要のこの単体で設定が出来ますので、PCをお持ちでない人はGameDACを強くお勧めします。
11.1chは、 DTS Headphone:X2.0 の機能になります。
PS4からのDolby5.1ch音声を、GameDAC側で DTS Headphone:X のバーチャルサラウンド技術を活用し再現しているといった感じです。
人気NO.1 Astro Gaming A40 TR + MIXAMP Pro TR(2019版)
つづけて紹介するのは、PS4プレイヤー人気NO.1 Astro Gaming A40 TR + MIXAMP Pro TRです。
こちらは今までは日本国内では正式に販売されていなかったのですが、現在はロジクールより日本でも正式に販売されています。
現在は最新の2019年モデルと、一つ前の2018年モデルが販売されています。
2019年版の方が機能的には上と言えますが、サラウンド機能という面で見ると2018年も遜色なく、今でも十分お勧めできます。
1つ前の2018年モデル。音質やサラウンド性能自体は2019年モデルに遜色なく、値段も手ごろなのでおすすめです。
こちらの製品もセットになっているものと、AMPだけで売っているものとありますので、ご自身の状況に合わせて検討してみてください。
今回は単体のAMPの方「 MixAmp Pro TR 」に焦点をあてて紹介していきます。
この MixAmp はDolbyDigitalに対応した5.1ch対応のバーチャルサラウンドシステムで、開発元のAstro社のエンジニアと、有名プロゲーマーがタッグを組み、プロユースを視野に開発されたものです。
実際に世界中でプロゲーマーに利用されており、ゲームの大会でも広く採用されているモデルとなっています。
明確な定位感と、高音質なサウンドが世界中で人気を博している理由ですね。
2019年モデルの方がより音質が良くなっているのですが、個人的にはそこまで大きな変化が無いと感じており、今でも2018年モデルも十分お勧めできる機種と考えています。
この辺りは、形状の大きな変化による使い勝手や、質感、またはお財布の具合によってどちらを買うべきか検討してみてください。
また個人的には定位感や、音質は先に紹介したGameDACの方が上のように感じていますが、総合的なことを考えるとMixAmpの方が使い勝手はいいように感じました。
ただ、前述したとおり、MixAmpは細かな設定をする際にPCにつなぐ必要があるので、PCを所有していないPS4プレーヤーは必然的にGameDAC。ということになるでしょう。
FPSはフレンドとチームを組んでプレイするという楽しみ方もあります。
そういった場合マイクを使ってボイスチャットをしながらプレイという方も多いのではないでしょうか? MixAmp に関しては、マイクを通した際の音質や相手への聞こえ方としては新型の方が優れているように感じました。
基本的に新型の2019モデルを購入すれば問題ないと思いますが、マイクは使わない(もしくはPC直等、別のマイク入出力を使っている)人や金額との兼ね合いをみて検討してみてください。
繰り返しになりますが、ヘッドセットとAMPが別に販売されているので、いつも使っているお気に入りのヘッドホンがある方などは、AMP単体での購入をお勧めします。
サウンドカードの雄!Creative社の Creative Sound BlasterX G6
Creative社は長きにわたり高品質なPC向けサウンドカードを製造している大手ブランドで、主力製品のSound Blasterシリーズはゲーミングサウンドカードの最高峰として君臨しています。
本来、ほとんどがPC向けの製品でPS4などのコンソール機向けの製品はほぼない状況でした。
私自身、ずっとPCのサウンドカードはCreative社の製品を使っています。
PS4向けとしては、私は2011年に発売されたSound Blaster Recon3Dというものを購入し使っていました。今でも家には置いてあります。
そして現在は2018年に発売されたSound BlasterX G6がPS4対応製品としては主力になっています。
参考までに往年の名器 Recon3D 中古で見つけました(笑)
今更おすすめはしませんが、現行機種に引けを取らない高品質な製品です。
Creative社はオーディオ向けの製品にも力を入れており、この Sound BlasterX G6 も非常に高音質な製品です。
32bit/384kHzにまで対応するハイレゾ再生は勿論、DoPによるDSD再生にも対応しており、そこらのオーディオ専用デバイスを軽く凌駕する性能を持っています。
ゲームを一休みし、映画や、音楽を楽しむ際にも非常に強力なデバイスです。
ゲーム用途としては、PS4から受けたDolby Digital音源をデコードし、バーチャルサラウンド技術でマルチチャンネル化。 Sound BlasterX G6の強力なオーディオ プロセッシングによって、ゲームに最適なオーディオ設定でよりリアルで迫力あるゲームサウンドを楽しむことができます。
これらのバーチャルサラウンド技術が長年シーンに君臨し続ける基盤になっているのですね。
ただこの Sound BlasterX G6 も詳細の設定に関してはPCが必要となっています。
ですのでPCを所有していない方はやはり、デバイス単体で設定が完了できる「GameDAC」をお勧めします。
PCを所有していて、かつゲーム以外の映画や音楽も高音質で楽しみたい方はこの Sound BlasterX G6 が一番のおすすめとなりますね。
とにかく、Sound Blasterは音場感に優れていて、両耳にピッタリくっついてるはずのヘッドホンから「こんなにも奥行きのある音空間が広がるのか!」という気持ちにさせてくれます。
今回紹介した3機種の中で、個人的に定位感、敵の位置把握に優れている順で考えると
1:GameDAC+Arctis Pro
2:僅差で Sound BlasterX G6
3:これまた僅差でMixAmp Pro TR
といった感じです。
正直サラウンド機能に関してはそれほど大差ないというのが実際のところなのですが、DTS:Xを採用する GameDAC と、長年の開発によって培われた技術力と、優れた音場感奥行き感の Sound BlasterX G6 がちょっと上回ったかな?といった印象です。
特に DTS Headphone:X 2.0 を採用する GameDAC のサラウンド時の音の明瞭さと定位感は目を見張るものがあると思いました。
是非みなさんに合ったサラウンド環境を手に入れてCOD:MWで敵の位置を炙り出し、勝利をつかみましょう!
最後に注意事項と雑記
今回紹介した3製品は、光デジタルという端子回線を使い、PS4よりDolbyDigital等のマルチチャンネル音声をやり取りします。
光デジタルケーブルと同時にUSBケーブルも繋ぐのですが、これは給電と、ボイス音声の通信に使われます。
冒頭にてSONYの純正ヘッドセットはUSB接続で7.1chサラウンドに対応してる旨記載しましたが、これは普通、USB接続の製品は専用のドライバーをインストールすることで利用可能になるわけですが、PS4には外部からドライバーをインストールできないため、自社のSONYだけがUSB接続のヘッドセットを開発利用できる。といった感じになっています。
ただ、キングストンというメーカーからUSB接続だけで、7.1chサラウンドに対応するHyperX Cloud Revolver S という製品が販売されております。
現状、私が知る限りではUSB接続だけでサラウンド機能が使える製品はSONYの純正ヘッドセットシリーズと、このHyperX Cloud Revolver Sだけです。(どういう仕組みで出来てるのかは調査不足の為わかりません・・・w)
この製品、試し聞きしかしてないのですが、音質が非常に良いです。付け心地も快適でサラウンドの定位感、位置把握能力も申し分ないと感じました。
プロゲーマーの利用者が非常に多いというのも納得の出来ですね。
個人的に長い時間のテストが出来ていないので、今回は詳細紹介はしませんでしたが、いずれ紹介したいと思っています。
いずれにせよPS4 Slimを使っている人には最適解となる高性能なサラウンドデバイス、ヘッドセットですね。(ヘッドセットとAMPがセットで15000円程度というコストパフォーマンスも魅力です。価格を考えると破格の性能と使い心地と思います。)
PS4 Slimでサラウンドデバイスを使うには?HDMI分離器を活用しよう!
PS4 Slimには光デジタル端子が無いため、今回メインで紹介した3機種はそのままでは使えないとお話ししました。
しかし、HDMI/音声分離器を使えば PS4 Slim でも光デジタル接続の製品を使うことができます。
ここではそんな分離器の紹介をしておきましょう。
図のように、PS4 SlimからHDMIケーブルで分離機に接続し、そこからHDMIで映像をモニターやTVに、光デジタルケーブルで今回紹介したようなサラウンド音声デバイスに接続します。
この際、TVには映像と一緒に通常通り音声も流れているので、TV側で消音しておくと良いでしょう。
このように使うことでPS4 Slimでも今回紹介した光デジタル接続の製品を使うことができますので、参考にしてみてください。
また前述したようにキングストンの HyperX Cloud Revolver S はUSBのみで7.1chサラウンドが実現できるのでこちらもおすすめですね。
お手頃価格でPS4 Slim利用者の多くが使っている評判の良いHDMI/音声分離機です
4K対応のものなど価格の高いものも多くありますが、PS4 Slim自体FullHD(1080P)までしか対応していないので4K対応等は必要ないと思います。こちらの製品で十分かと思います。
今回はCOD:MWで敵の足音をバッチリ聞くために、サラウンド環境を手に入れることを題材にお届けしました。
今作は非常に足音が大きいです。索敵におけるとても重要なファクターとなっています。
しっかりと足音を聞き分け、勝利につなげてください。
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